ランサーズの評判は?手数料16.5%の手取り計算と会社員の注意点【2026年版】

ランサーズの評判は?手数料16.5%の手取り計算と会社員の注意点【2026年版】

※本記事は2026年10月時点の情報です。制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

当サイトは本記事で紹介するサービスから報酬を受け取っていません(掲載時点)。

ランサーズで副業を始めようとして、こんな疑問を持っていませんか。

  • 手数料16.5%と聞くけれど、手取りはいくらになるのか
  • クラウドワークスとどちらを使えばいいのか分からない
  • 会社員でも使えるのか、税金や会社への影響が気になる

結論として、ランサーズは手数料が一律で手取りを計算しやすく、プロフィールや実績を積み上げて単価を上げていきたい人に向いたクラウドソーシングです。ただし、振込時の事務手数料が2026年8月から段階的に改定されているなど、受け取り方で手残りが変わる点には注意が必要です。

この記事でわかること

  • ランサーズのサービス概要と運営会社の基本情報
  • システム手数料16.5%(税込)の計算方法と手取りの目安
  • 2026年の振込事務手数料の改定内容
  • メリット・デメリット、評判の傾向、クラウドワークスとの違い
  • 会社員が使うときの就業規則・確定申告・住民税の注意点

副業サービス全体の選び方は副業エージェントおすすめ比較、クラウドソーシング各社の違いはクラウドソーシング比較でもまとめています。

目次

ランサーズとは?サービス概要と運営会社

ランサーズは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受けたい個人(ランサー)をつなぐ仕事マーケットプレイスです。ライティング、デザイン、動画、Web制作、システム開発、営業、マーケティングなど幅広い仕事があり、AI関連のカテゴリにも力を入れています。

公式サイトでは、仕事カテゴリ350種類以上、利用企業70万社以上と案内されています(利用企業数は2026年6月末時点の自社データ。2026年10月に公式サイトで確認)。

項目内容
会社名ランサーズ株式会社(LANCERS, INC.)
設立2008年4月
本社所在地東京都渋谷区渋谷3丁目10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル 9F
代表者代表取締役社長CEO 秋好 陽介
上場東京証券取引所 グロース市場(証券コード:4484)
公式サイトhttps://www.lancers.jp/

出典:ランサーズ株式会社 会社情報(2026年10月確認)

ランサーズの特徴|選べる6つの仕事方式

ランサーズでは、プロジェクト、コンペ、タスク、時間報酬、月額報酬、パッケージの6つの方式で取引できます。「応募して受注する」だけでなく、自分のサービスを出品して依頼を待つ「パッケージ」がある点が特徴です。

方式内容向いている使い方
プロジェクト依頼に提案し、条件に合意したら契約・納品ライティング、デザイン、開発など
コンペ依頼に作品を提案し、採用されると報酬を得るロゴ、ネーミングなど
タスク短時間で終わる作業を件数単位でこなすアンケート、簡単な入力
時間報酬稼働時間に応じて報酬が発生継続的な事務・開発サポート
月額報酬月額固定で継続的に業務を受けるSNS運用、記事の定期納品など
パッケージ自分のスキルを商品として出品し、購入を待つ得意分野が明確な人

出典:ランサーズ ヘルプ「システム手数料の詳細を教えてください」に記載の対象方式

また、2025年7月の公式発表では、グループ全体のAI人材(AIに関する専門知識やスキルを持つ個人)の登録者数が1万人を突破したとしています(ランサーズ株式会社 プレスリリース、2025年7月時点の同社調べ)。

ランサーズの手数料と手取りの計算

システム手数料は契約金額(税込)の16.5%

ランサーのシステム手数料は契約金額(税込)の16.5%(税抜では契約金額の15%)です。2022年10月1日に、それまでの金額に応じた最大20%の料率から一律16.5%に改定されました。すべての方式が対象で、プロジェクト方式で計画(マイルストーン)が複数ある場合は計画ごとに適用されます。

一方、クライアント側にも契約金額(税込)の5.5%のシステム手数料がかかります。つまり、契約金額を基準に、ランサーは16.5%を差し引かれ、クライアントは5.5%を上乗せして支払う仕組みです。

出典:システム手数料の詳細・契約金額とはなんですか?・システム手数料改定のお知らせ(2026年10月確認)

手取りの計算例

契約金額(税込)システム手数料(16.5%)ランサー手取りクライアント支払額(参考)
10,000円1,650円8,350円10,550円
11,000円1,815円9,185円11,605円
55,000円9,075円45,925円58,025円
110,000円18,150円91,850円116,050円

※編集部が公式の料率から試算。端数処理により実際の金額と異なる場合があります。手取りから逆算したい場合は公式の金額計算ツールが使えます。

交渉のコツ:ランサーズの金額交渉は「契約金額」を軸に進めるよう公式ヘルプで案内されています。「手取りで◯円ほしい」場合は、手取り ÷ 0.835 で必要な契約金額(税込)の目安が出ます。

報酬の受け取りと振込事務手数料

報酬は「15日締め当月末払い」「月末締め翌月15日払い」の月2回です。口座残高の合計が1,000円を超えていること、本人確認が承認済みであること、振込先口座の設定、出金方式が「自動出金方式」であることが支払いの条件です(報酬を受け取る方法)。

振込時の事務手数料は2026年6月29日の告知により、次のように段階的に改定されます。

振込先口座改定前2026年8月31日振込分〜2027年1月29日振込分〜
楽天銀行110円220円550円
三井住友銀行550円220円220円
その他の銀行550円550円550円

※金額はすべて税込。出典:【ランサー向け】報酬出金時の手数料変更のお知らせ(2026年6月29日)

少額をこまめに出金すると事務手数料の比率が大きくなるため、出金回数を減らす「キャリーオーバー方式」も検討しましょう。急ぎで受け取りたい場合の「即日払い」は、選んだ報酬の合計から振込手数料を引いた金額の5%(税抜)の手数料がかかり、1回1万円以上・50万円以下(初回は10万円まで)などの条件があります(報酬の即日払いとは)。

ランサーズのメリット

手数料が一律で手取りを計算しやすい

料率が金額にかかわらず16.5%(税込)で一定なので、見積もりの段階で手取りがすぐ分かります。クラウドワークスのように税込契約金額に段階的な料率をかけ、さらに手数料の消費税を足すといった計算が不要な分、条件交渉がシンプルです。

パッケージ出品で「待ち」の受注もできる

応募型の案件探しに加えて、自分のスキルを商品として出品できるのは大きな利点です。平日は忙しくて提案を書く時間が取りにくい会社員でも、パッケージを整えておけば依頼を受ける導線を作れます。出品型の考え方はココナラなどスキル販売の始め方も参考になります。

認定ランサー制度で実績を可視化できる

獲得報酬額が各カテゴリの上位20%、過去1年間の「満足」評価が95%以上、仕事完了率90%以上などの基準を満たすと「認定ランサー」になれます。審査は過去1年間の実績をもとに毎月実施されます(認定ランサーの基準)。目に見える信頼の証として、継続案件や指名につなげやすくなります。

職種の幅が広く、AI関連の仕事も増えている

ライティングやデザインに加え、営業、マーケティング、動画、AI活用など幅広いカテゴリがあります。生成AIを使った副業を検討している人は生成AIを使った副業もあわせてどうぞ。

グループのエージェントサービスへ広げやすい

ランサーズのグループには、エンジニアやコンサルタント向けのエージェント型サービスもあります。クラウドソーシングで実績を作った後、より高単価・継続型の働き方へステップアップする選択肢を同じグループ内で検討できます。

ランサーズのデメリット・注意点

16.5%の手数料は小さくない

一律とはいえ、契約金額(税込)の16.5%が差し引かれます。単価の低い仕事を数多くこなすと、手数料と振込事務手数料の負担感は大きくなります。手取りベースで時給換算し、割に合うかを判断しましょう。

振込事務手数料の改定で受け取り方の見直しが必要

特に楽天銀行を振込先にしている人は、110円→220円→550円と段階的に上がります。三井住友銀行は550円から220円へ下がるため、口座の変更や出金回数の調整で手残りが変わります。

初心者は提案が通りにくいことがある

実績や評価がない段階では、評価の多いランサーと比較されやすく、提案が通るまで時間がかかることがあります。プロフィールの充実と、得意分野を絞った提案文が欠かせません。

サイト外での直接取引は規約違反

利用規約では、本サイトの利用期間と退会後1年間、ランサーズで知り合った会員とサイトを介さずに直接取引することや、その勧誘・勧誘に応じる行為が禁止されています。外部ツールへの誘導や前払いを求める依頼は避けましょう。見分け方は副業詐欺の手口と見分け方で解説しています。

ランサーズの評判・口コミの傾向

当サイトでは個別の口コミを創作・転載せず、公式情報や一般的によく見られる声の傾向として整理しています。

評判の傾向背景・事実関係
「手数料が分かりやすい」という声契約金額(税込)の16.5%で一律(公式ヘルプ)
「それでも手数料は高い」という声16.5%に加え、出金時の事務手数料がかかる
「パッケージ出品が便利」という声出品型のパッケージ方式がある
「最初の受注までが大変」という声評価・実績で選ばれやすく、初期は提案が通りにくいことがある
「認定ランサーになって信頼が上がった」という声認定基準が公開されており、毎月審査がある

ランサーズが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
手取りを計算しやすい一律の手数料で取引したい人手数料ゼロの取引だけを求める人
自分のスキルをパッケージとして出品したい人案件探しや交渉をすべて担当者に任せたい人
実績を積んで認定ランサーを目指したい人少額の報酬をこまめに出金したい人
本業のスキルを活かして単価を上げたい会社員週4日以上の常駐案件だけを探している人

登録から初受注までの流れ

STEP1 無料会員登録:メールアドレスやGoogle、Appleのアカウントなどで登録します。

STEP2 プロフィールと本人確認:表示名、写真、自己紹介、スキル、資格を登録し、本人確認を済ませます。本人確認は報酬受け取りの条件でもあります。

STEP3 仕事を探して提案、またはパッケージを出品:得意分野の仕事に提案するか、自分のサービスをパッケージとして出品します。

STEP4 契約金額を合意して作業開始:契約金額を軸に条件を合意し、仮払いを確認してから作業を始めます。

STEP5 納品・検収後に報酬確定:取引完了時にシステム手数料が差し引かれ、締め日に応じて振り込まれます。

  • 手取り(契約金額の83.5%)で時給換算して割に合う
  • 振込先口座と出金方式(自動出金・キャリーオーバー)を決めた
  • 外部ツールへの誘導や前払い要求がない
  • 納期が本業の繁忙期と重なっていない
  • 勤務先の就業規則で副業が認められている

クラウドワークスなど他サービスとの比較

サービスタイプ受注者の手数料(公式確認分)契約金額(税込)11,000円の手取り
ランサーズクラウドソーシング契約金額(税込)の16.5%9,185円(編集部試算)
クラウドワークスクラウドソーシング10万円以下の部分20%(税抜料率を税込契約金額に適用)+その消費税8,580円(公式の計算例)
ココナラスキルマーケット個別記事で解説—
エージェント型サービス案件紹介サービスごとに異なる—

同じ税込契約金額で比べると、受注者の手取りはランサーズの方が多くなります。一方、ランサーズはクライアント側にも5.5%の手数料がかかるため、発注者の支払総額は上がります。各社の詳細はクラウドワークスの評判、クラウドソーシング比較、エージェント型のクラウドワークス テックやITプロパートナーズもご覧ください。

会社員がランサーズを使うときの注意点

就業規則を確認し、競業・情報漏洩を避ける

会社員の副業を全面的に禁止する法律はありませんが、就業規則で許可制や届出制を定めている会社はあります。本業と競合する仕事や、本業で知った情報を使う仕事は避けましょう。詳しくは副業禁止と就業規則の考え方をご覧ください。

確定申告と源泉徴収の確認

給与1か所で年末調整済みの会社員は、副業の所得(収入−経費)が年20万円を超えると確定申告が必要で、20万円以下でも住民税の申告は必要です。ランサーズでは、源泉徴収機能を使った依頼には「源泉徴収される」と表示されます。源泉徴収された額は確定申告で精算するため、明細を保存しておきましょう。手順は副業の確定申告で解説しています。

住民税の納付方法

住民税は所得を合算して本業の給与天引き額に反映されます。給与以外の所得なら確定申告書第二表で「自分で納付(普通徴収)」を選べます。詳しくは副業の住民税を参考にしてください。個別の判断は税務署・税理士にご確認ください。

ランサーズのよくある質問

ランサーズの手数料はいくらですか?

ランサーは契約金額(税込)の16.5%、クライアントは契約金額(税込)の5.5%です。契約金額(税込)10,000円なら、ランサーの手取りは8,350円が目安です。

「ランサーズ 副業AI」とは何ですか?

2025年7月に提供開始が発表された、副業初心者向けの生成AI支援ツールです。第一弾としてLINEスタンプの制作・販売を支援する機能が案内されていました。2026年10月時点で発表時のサービスURLはランサーズのトップページに移動しており、現在の提供状況は公式サイトでご確認ください(発表時のプレスリリース)。

報酬はいつ振り込まれますか?

15日締めは当月末、月末締めは翌月15日に振り込まれます。急ぎの場合は条件を満たせば即日払い(手数料あり)も利用できます。

会社員が副業で使っても大丈夫ですか?

ランサーズ側で会社員の利用を制限しているわけではありません。勤務先の就業規則を確認し、勤務時間外に、競業や情報漏洩にあたらない仕事を選ぶことが前提です。

クラウドワークスとどちらがいいですか?

同じ税込契約金額なら受注者の手取りはランサーズの方が多く、出品型のパッケージも使えます。一方で、案件の探しやすさや得意分野の募集状況は時期によって変わるため、両方に登録して比べるのが現実的です。

まとめ|ランサーズは「手取りを読みやすく、実績を積み上げる」副業向け

評価項目評価(編集部の見解)
手数料のわかりやすさ◎ 一律16.5%(税込)で計算しやすい
手取り○ 同額の税込契約金額ならクラウドワークスより多い
案件の幅◎ 350種類以上のカテゴリ、AI関連も拡大中
受け取りコスト△ 振込事務手数料が改定され、口座選びが重要に
会社員との相性○ パッケージ出品で提案の手間を抑えられる
  • システム手数料は契約金額(税込)の16.5%、手取りの目安は83.5%
  • 2026年8月以降、振込事務手数料が段階的に改定されている
  • パッケージ出品と認定ランサー制度で、実績を積むほど有利になる
  • 会社員は就業規則・確定申告・住民税を事前に確認する

次にやること:副業全体の手順は副業の始め方で確認し、どの仕事で稼ぐかを会社員におすすめの副業で決めましょう。案件紹介を受けたい人は副業エージェントおすすめ比較もチェックしてください。

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