※本記事は2026年10月時点の情報です。制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報はフリーランスボード公式サイトでご確認ください。
※当サイトは本記事で紹介するサービスから報酬を受け取っていません(掲載時点)。
IT系の副業案件を探し始めると、こんな悩みにぶつかりませんか?
- エージェントが多すぎて、どこに登録すれば自分に合う案件があるのかわからない
- 「フリーランスボード」という名前をよく見るが、エージェントなのか求人サイトなのか仕組みがつかめない
- 会社員のまま、週末やリモートでできる副業案件だけを効率よく探したい
結論から言うと、フリーランスボードは複数のフリーランスエージェントが掲載しているIT案件を一か所でまとめて検索できる「横断検索型」の案件プラットフォームです。利用は無料で、相場感をつかんだり、どのエージェントにどんな案件があるかを比較したりする「入口」として便利です。一方で、契約や条件交渉は各案件の提供元エージェント・発注元と進めるため、フリーランスボード単体で副業が完結するわけではない点を理解して使うのがコツです。
この記事でわかること
- フリーランスボードの仕組みと運営会社(INSTANTROOM株式会社)の概要
- 横断検索型ならではのメリット・デメリット
- 評判として挙がりやすいポイントと、向いている人・向いていない人
- 会社員が副業で使うときの探し方と、税金・就業規則の注意点
副業エージェント全体の選び方は副業エージェントおすすめ比較でまとめています。あわせて参考にしてください。
フリーランスボードとは
フリーランスボードは、ITエンジニアやデザイナーなどIT系職種向けのフリーランス案件・求人を一括で検索できるプラットフォームです。公式サイトでは「国内最大級の案件掲載数」をうたっており、2026年10月19日に確認した時点でトップページの掲載案件数は621,631件と表示されていました。

エージェントの案件を集めた「横断検索型」
フリーランスボードの案件一覧を見ると、各案件に「提供元」としてエージェント名が表示されています。つまり、フリーランスボード自身がすべての案件を抱えているのではなく、複数のエージェントが持つ案件情報をまとめて探せる場所という位置づけです。旅行でいえば、複数の予約サイトを横断して比較できる比較サイトに近いイメージです。
公式サイトの「使い方」では、無料登録 → 案件に応募 → 発注元・エージェントとの三者で商談 → 合意のうえ契約・参画、という流れが案内されています。参画後もエージェントのサポートを受けられると説明されており、実際の契約関係はエージェント側と結ぶことになります。
運営会社の概要
運営はINSTANTROOM株式会社です。同社の公式サイトで確認できた情報は次のとおりです(2026年10月確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | INSTANTROOM株式会社 |
| 設立 | 2021年3月31日 |
| 所在地 | 東京都渋谷区元代々木町25-6 |
| 代表取締役 | 笠間 涼 |
| 事業内容 | 自社サービスの運営、Webサイト制作 |
| 主なサービス | フリーランスボード、Engineer DASH、Freelancebase、ギョーテン など |
同社は、企業とSES会社・フリーランスエージェントをつなぐ案件マッチングの「Engineer DASH」や、エージェント・SES企業向けCRMの「Freelancebase」も運営しています。エージェント業界向けのサービスを複数持っていることが、多数のエージェント案件を集約できる背景にあると考えられます。
フリーランスボードの特徴
単価・リモート・職種スキルで絞り込める
検索画面では、月額単価、リモート可否(フルリモート・一部リモート・常駐など)、職種・スキルを組み合わせて絞り込めます。職種はエンジニア系だけでなく、デザイナー、マーケター、PM・ディレクター、コンサルタント、ライターなども分類されています。おすすめキーワードには「フルリモート」「副業」も並んでおり、副業案件だけをまとめた一覧ページ(2026年10月19日時点で4,508件表示)も用意されています。

AIと提携エージェントからスカウトが届く
公式FAQによると、経験・スキル・希望条件をプロフィールに登録すると、AIや提携エージェントのコンサルタントが合う案件を探してスカウトとして届けてくれます。自分で検索する時間が取りにくい会社員にとっては、プロフィールを整えておくだけで情報が集まる点は助かります。
Web経歴書・作業報告書を無料で作れる
フリーランス向けのWeb経歴書・スキルシートを無料で作成でき、既存のスキルシートをアップロードするとAIが整えてくれる機能があります。PDF・Excel・URLでの出力・共有にも対応しています。また、業務委託でよく求められる作業報告書(稼働報告書)も無料で作成でき、作業時間の自動計算やPDF出力に対応していると案内されています。
フリーランスボードのメリット
複数エージェントの案件を一度に比較できる
最大のメリットは、エージェントごとにサイトを行き来しなくても案件を比較できることです。エージェントに個別登録して面談を重ねる前に、「自分のスキルだとどのエージェントにどんな案件があるか」を把握できるため、登録先を絞り込む判断材料になります。
登録から応募・スカウトまで無料
公式FAQでは、会員登録・案件検索・応募・スカウトの受け取り・市場データの閲覧まで、すべて無料で、フリーランス側に費用は発生しないと明記されています。副業を始める前の情報収集段階でも気軽に使えます。
単価相場のデータを公開している
フリーランスボードは、職種別・月別の単価相場やリモート比率を公開しています。2026年10月13日の同社プレスリリースでは、2026年10月7日時点の掲載案件617,735件を対象に、月額平均単価を75万円台と発表し、リモート比率はフルリモート22.9%、一部リモート52.6%、常駐24.5%としています。自分の希望単価が相場から外れていないか確認するのに役立ちます。
経歴書づくりの手間を減らせる
副業でエージェントを使うとき、意外に時間がかかるのがスキルシートの準備です。Web経歴書を一度作っておけば、応募やスカウトにそのまま使え、他のエージェントに出す資料のたたき台にもなります。
フリーランスボードのデメリット・注意点
契約・サポートは提供元エージェント次第
応募後の商談や契約は、案件を提供しているエージェント・発注元と進めます。そのため、支払いサイト、契約期間、サポートの手厚さなどの条件はエージェントごとに異なります。案件を見つけたら、提供元エージェントの契約条件も必ず確認しましょう。
掲載案件の多くは本業レベルの稼働を想定
全体の掲載数は60万件超ですが、副業一覧に表示される案件は4,508件(2026年10月19日時点)と、全体から見ればごく一部です。また前述の調査でもフルリモートは2割強にとどまります。会社員が平日夜や土日だけで対応できる案件は限られるため、「副業」「フルリモート」の条件で絞り込んでから探すのが前提になります。
実務経験が求められる案件が中心
掲載案件には「〇年以上の実務経験」などの必須スキルが記載されているものが多く、未経験から始める副業向けではありません。スキルがまだ浅い段階なら、会社員におすすめの副業一覧から始めやすいものを選ぶ方が現実的です。
同じような案件が並ぶことがある
横断検索という仕組み上、似た内容の案件が別々の提供元から掲載されているように見える場合も考えられます。気になる案件が複数あるときは、提供元・勤務地・単価などを見比べ、同じ案件に重複して応募しないよう整理しておくと安心です。
フリーランスボードの評判・口コミの傾向
当サイトでは特定の利用者の口コミを掲載していません。ここでは、公式に公開されている仕組みや機能から、評価されやすい点・不満につながりやすい点を整理します。
良い評判として挙がりやすいポイント
- 案件数が多く、言語・職種・単価で幅広く比較できる
- 無料で単価相場やリモート比率を確認できる
- Web経歴書や作業報告書のツールが無料で使える
気になる評判として挙がりやすいポイント
- 結局はエージェントとのやり取りが必要で、窓口が増える
- 週5日・常駐を含む案件が多く、副業向けは自分で絞り込む必要がある
- サポート品質が提供元エージェントによって変わる
どちらも「横断検索型」という仕組みの裏表です。情報収集と比較に強く、伴走型のサポートは各エージェントに任せるサービスだと理解しておけば、期待とのズレは起きにくいでしょう。
フリーランスボードが向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT系の実務経験があり、副業の単価相場を知りたい人 | 未経験から副業を始めたい人 |
| どのエージェントに登録すべきか比較してから決めたい人 | 担当者に最初から最後まで任せたい人 |
| フルリモート・副業可の案件を自分で絞り込める人 | 平日日中に一切稼働できず、土日限定の案件だけを探す人 |
| スキルシートを整えてスカウトも受けたい人 | 単発・数時間で終わる小さな仕事を探している人 |
単発の小さな仕事から始めたい場合は、クラウドソーシング比較も検討してみてください。
登録から案件参画までの流れ
- STEP1 無料会員登録:メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録します。
- STEP2 プロフィール・Web経歴書を入力:経験・スキル・希望条件(稼働日数、リモート可否、単価)を入れるとスカウトを受けやすくなります。
- STEP3 案件を検索して応募:「副業」「フルリモート」などで絞り込み、提供元エージェントも確認して応募します。
- STEP4 三者で商談:発注元・エージェントと商談し、業務内容や稼働時間、単価をすり合わせます。
- STEP5 契約・参画:条件に合意したら契約を締結し、業務開始です。
商談の前に「副業であること」「稼働できる曜日・時間帯」「本業と競合しないか」を伝えておくと、ミスマッチを防げます。

会社員が副業案件を効率よく探すコツ
案件数が多いサービスほど、条件を決めずに眺めていると時間だけが過ぎてしまいます。会社員の副業探しでは、次の順番で条件を固めてから検索するのがおすすめです。
先に「使える時間」と「最低単価」を決める
例:平日夜に週5時間+土曜に4時間なら、月の稼働は35〜40時間程度です。希望月収から逆算すると、必要な時間単価の目安が見えてきます。月額単価で表示される案件は週5日想定のことが多いため、稼働日数に応じた金額に読み替えて比較しましょう。
検索前のチェックリスト
- 「副業」「フルリモート」の条件で絞り込んだか
- 必須スキル欄の年数・経験を満たしているか
- 平日日中の打ち合わせや連絡対応が必要か確認したか
- 提供元エージェントの支払い条件・契約期間を確認したか
- 本業の取引先や競合企業の案件ではないか
スカウトを活用して検索の手間を減らす
希望条件を具体的にプロフィールへ書いておくと、条件に合わない提案を減らせます。「平日20時以降と土日のみ稼働可」「フルリモート希望」など、副業としての前提を明記しておきましょう。土日中心で動きたい方は土日だけの副業も参考になります。
他サービスとの比較
フリーランスボードは「探す場所」、エージェントは「紹介と契約のパートナー」と役割が違います。代表的なサービスと比べると次のとおりです。
| サービス | タイプ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| フリーランスボード | 横断検索型 | 複数エージェントの案件を一括検索、無料ツールが充実 |
| Tech Direct | 直接契約型スカウト | 企業と直接契約、ワーカー側の手数料なし |
| クラウドワークス テック | エージェント型 | 担当者が案件紹介・契約手続きを代行 |
| ITプロパートナーズ | エージェント型 | 週1〜3日など稼働日数の少ないIT/Web案件 |
| Workship | マッチング型 | 企業と直接やり取りして案件を探す |
エージェント型とマッチング型の違いはフリーランスエージェントとマッチングサイトの違いで詳しく解説しています。フリーランスボードで相場と案件の傾向をつかみ、合いそうなエージェントに絞って登録する、という組み合わせが効率的です。
会社員がフリーランスボードを使うときの注意点
就業規則で副業・競業のルールを確認する
会社員の副業を全面的に禁止する法律はありませんが、厚生労働省のモデル就業規則でも、労務提供上の支障、企業秘密の漏洩、会社の名誉・信用の毀損、競業にあたる場合は禁止・制限できるとされています。特にIT案件は本業と同業種になりやすいため、事前に就業規則と届出ルールを確認しましょう。詳しくは副業禁止・就業規則の確認ポイントをご覧ください。
業務委託の所得は確定申告を忘れずに
エージェント経由の案件は多くが業務委託契約です。給与1か所で年末調整を受けている会社員は、副業の所得(収入−経費)が年20万円を超えると所得税の確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要になります。手順は副業の確定申告ガイドで解説しています。
住民税の徴収方法とインボイスを確認する
給与以外の所得については、確定申告書の第二表で住民税を「自分で納付(普通徴収)」にする選択肢があります(副業の住民税)。また、取引先からインボイス登録の有無を確認されることがあります。免税事業者のままでも契約はできますが、条件に影響する場合もあるため、副業とインボイスで判断ポイントを押さえておきましょう。
稼働時間は無理のない範囲で
業務委託は雇用契約ではないため、副業先との労働時間の通算は原則として問題になりませんが、本業に支障が出れば就業規則上の問題になり得ます。週何時間なら継続できるかを先に決めておきましょう(本業との両立・時間術)。
よくある質問
フリーランスボードの利用は本当に無料ですか?
公式FAQでは、会員登録・案件検索・応募・スカウトの受け取り・市場データの閲覧まで無料で、フリーランス側に費用は発生しないとされています(2026年10月確認)。
フリーランスボードはエージェントですか?
複数エージェントの案件を横断して検索できるプラットフォームです。各案件には提供元が表示され、商談・契約は提供元エージェントや発注元と進めます。
会社員の副業でも使えますか?
使えます。副業案件の一覧ページもあります。ただし全体では週5日や常駐を含む案件が多いため、「副業」「フルリモート」で絞り込み、稼働条件を商談で確認することが大切です。
未経験でも案件は見つかりますか?
公式FAQでは独立を検討中の人でも登録して相場を確認できるとされていますが、掲載案件の多くは実務経験を必須条件にしています。未経験の場合は、まずスキルを積める副業から始めるのがおすすめです。
退会はできますか?
利用規約では、所定の退会手続きにより当月末日をもって退会できると定められています。手続きの詳細はログイン後の画面や公式の案内で確認してください。
まとめ
| 評価項目 | 編集部の評価 |
|---|---|
| 案件の探しやすさ | ◎ 複数エージェントの案件を一括検索できる |
| 費用 | ◎ フリーランス側は無料 |
| 副業向け案件の多さ | ○ 副業一覧はあるが全体の一部 |
| サポート | △ 提供元エージェントによって異なる |
| 未経験者の使いやすさ | △ 実務経験者向けの案件が中心 |
- フリーランスボードはIT案件を横断検索できる無料の案件プラットフォーム
- 単価相場の確認やエージェント選びの比較材料として使うと効果的
- 契約条件・サポートは提供元エージェントごとに確認する
- 会社員は就業規則・確定申告・住民税をセットで確認しておく
次にやること:まずは副業エージェントおすすめ比較で自分に合うタイプを確認し、エンジニアの方はエンジニアの副業ガイドもチェックしましょう。副業そのものが初めてなら副業の始め方から読むのがおすすめです。
