カイコクの評判は?マーケター副業マッチングの特徴と注意点【2026年版】

カイコクの評判は?マーケター副業マッチングの特徴と注意点【2026年版】

※本記事は2026年10月時点の情報です。制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報はカイコク公式サイトでご確認ください。
※当サイトは本記事で紹介するサービスから報酬を受け取っていません(掲載時点)。

「マーケティングのスキルを副業に活かしたいけれど、こんな悩みはありませんか?」

  • クラウドソーシングだと単価の低い作業案件ばかりで、戦略や運用に関わる仕事が見つからない
  • カイコクという名前は聞くけれど、どんな案件があって、いくらくらい稼げるのかわからない
  • 会社員のまま使って、本業や会社との関係で問題にならないか心配

結論から言うと、カイコクはマーケター・デザイナー・ディレクターなどマーケティング領域の人材に特化した複業(副業)マッチングサービスです。公式FAQでは報酬は月7〜15万円の人が多いとされ、契約書のひな形提供や請求代行、税金の相談など副業人材向けのサポートも用意されています。一方、案件は実務経験を前提としたものが中心で、未経験からの入口には向きません。本業でマーケティングや制作ディレクションの経験がある会社員が、週数時間〜十数時間の副業を探すときに検討したいサービスです。

この記事でわかること

  • カイコクのサービス概要と運営会社BLAMの基本情報
  • 公式情報から読み取れる特徴・メリット・デメリット
  • 評判・口コミで挙がりやすいポイントの傾向
  • 登録から稼働開始までの流れと、他サービスとの違い
  • 会社員が使うときの就業規則・税金・住民税の注意点

副業エージェント・マッチングサービス全体の比較は副業エージェントのおすすめと選び方で解説しています。マーケティング職の副業全般についてはマーケターの副業もあわせてご覧ください。

目次

カイコクとは

カイコク(KAIKOKU)は、株式会社BLAMが運営するマーケティング特化型の複業(副業)マッチングサービスです。公式サイトによると2018年にサービスを開始しており、「マーケティング業界に複業を開放する」というコンセプトを掲げています(2025年8月のトップページリニューアル時に発表)。

企業はカイコクを通じてマーケティング人材を探し、登録者は案件に応募して企業の選考を受け、業務委託契約で稼働する仕組みです。案件開始後もカイコクのコンサルタントが伴走する点が、自分ひとりで企業とやり取りするマッチングサイトとの違いです。

カイコクの基本データ

項目内容
登録者数14,000人突破(2026年10月時点の公式サイト掲載)
累計案件掲載数3,400件突破(公式サイト掲載、時点の記載なし)
報酬の目安月7〜15万円の人が多い(公式FAQ)
支払い月末締め・翌月末払い(公式FAQ)
主な職種マーケター、デザイナー、ディレクターなど
登録公式サイトから無料登録

登録者数は、2024年10月の発表で11,000人、2025年8月の発表で12,000人以上、2026年3月の発表で13,000人以上とされており、継続して増えています。なお、公式サイトでは「国内最大級」の根拠として、株式会社Habinyによる2025年7月時点の調査が示されています。

運営会社の概要

項目内容
会社名株式会社BLAM
設立2015年4月2日
代表者代表取締役 杉生 遊
所在地東京都品川区西五反田7-7-7 SGスクエア8F
資本金303万円
事業内容複業マッチングサービス「カイコク」の運営、マーケティングDX支援、企業研修、転職紹介など
認証ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得

出典:株式会社BLAM プレスリリース(2025年8月21日・2026年3月23日)、カイコク公式サイト。

カイコクの特徴

マーケティング領域に絞った案件構成

カイコクの最大の特徴は、マーケティング領域に特化していることです。2024年10月には、企業向けに次の7つの支援パッケージを発表しています。

パッケージ名主な支援内容
カイコクforADデジタル広告の戦略設計・運用・効果測定
カイコクforSNSSNSアカウント分析、コンテンツ最適化、インフルエンサーマーケティング
カイコクforSEOテクニカルSEO、コンテンツマーケティング
カイコクforCRMCRM・MAツールの導入・運用、顧客データ活用
カイコクforECECサイトの構築・運営・改善
カイコクforサイトディレクションサイトリニューアルやLP制作の企画・進行管理・品質チェック
カイコクforデザインサイト・LPデザイン、ワイヤーフレーム、ロゴ、バナーなどの制作

出典:株式会社BLAM 2024年10月31日付プレスリリース。

広告運用、SNS、SEO、CRM、ECといった施策の担い手だけでなく、ディレクターやデザイナーも対象になっていることがわかります。

コンサルタントが稼働まで伴走する

公式サイトでは、案件の稼働開始後もカイコクのコンサルタントが伴走すると説明されています。契約時にはカイコクが契約書のひな形を用意し、コンサルタントが契約締結を進めます。稼働管理システムやフィードバック機能も用意されています。

AIによる報酬算出「DyP」を開発中

2025年8月の発表では、AIで適正な報酬を算出する「DyP(ダイナミックプライシング)」が紹介されました。同社発表では算出精度90%以上とされていますが、αテストで検証中の機能です。今後の正式提供状況は公式サイトで確認してください。

カイコクのメリット

マーケティングの実務経験をそのまま副業にできる

一般的なクラウドソーシングでは、マーケティング関連の仕事は記事作成やバナー制作など作業単位の案件が中心になりがちです。カイコクは広告運用やSNS運用、CRM、サイトディレクションなど、企業のマーケティング施策そのものに関わる案件を前提にしたサービスです。本業で積んだ経験をそのまま活かしやすいのが大きなメリットです。

選考に進むまで氏名が公開されない

公式FAQでは、登録時や応募時には、クライアントの選考に進むまで氏名は非公開と説明されています。本人の事前同意なく個人情報を公開することは原則ないとされています。本業の取引先や同業他社に副業探しを知られたくない会社員にとって安心材料です。

契約・請求の手間を任せられる

契約書のひな形はカイコクが用意し、コンサルタントが契約締結を進めます。クライアントへの請求もカイコクが代行し、報酬は月末締め・翌月末払いです。個人で企業と直接契約する場合に比べ、契約条件の確認や請求・入金管理の負担を減らせます。

税金について相談できる

カイコクを通じて稼働している場合は、税金関連についてカイコクのコンサルタントに相談できると公式FAQに記載されています。副業の確定申告がはじめての人にとっては心強いポイントです。ただし、個別の税務判断は最終的に税務署や税理士に確認しましょう。

稼働時間が比較的短い案件設計

カイコクが2025年1月に公表した調査では、企業がマーケティング副業人材に求める稼働時間は「週5〜10時間」「週10〜20時間」の範囲が約73%を占めたとされています。また、企業向けの資料(2024年)では、月10時間からの稼働を前提とした料金設計が示されていました。フルタイムの本業と並行しやすい時間感覚の案件が多いと考えられます。

カイコクのデメリット・注意点

未経験者向けの案件は期待しにくい

企業が求めているのは、施策の設計や運用を任せられる即戦力のマーケティング人材です。マーケティング経験がまったくない場合は、まずスキルなしで始められる副業や生成AIを使った副業などで経験を積むほうが近道です。

手数料(マージン)の内訳は公開されていない

登録は無料ですが、企業が支払う金額のうちカイコク側の取り分がどの程度かは、登録者向けには公開されていません。企業向け資料では「稼働報酬に弊社Feeを含む」と記載されています。提示された報酬額が自分のスキルや稼働時間に見合っているかは、自分で判断する必要があります。

選考があり、応募すれば必ず決まるわけではない

応募後はクライアントによる選考(打ち合わせ)があります。人気のある案件や条件のよい案件は競争になることもあります。プロフィールに実績や得意領域を具体的に書き込むことが、選考を通過するうえで重要です。

報酬の受け取りまで時間がかかる

月末締め・翌月末払いのため、稼働を始めてから最初の報酬が振り込まれるまで最大で2か月近くかかります。副業収入をすぐに生活費に充てる前提で計画を立てるのは避けましょう。

カイコクの評判・口コミの傾向

当サイトでは、個人の口コミを引用したり、実在しない利用者の声を作ったりはしていません。ここでは、公式に公表されているデータと、マーケティング特化型の副業サービスで一般的に挙がりやすい論点を整理します。

良い評判として挙がりやすいポイント

  • マーケティング職向けの案件に絞って探せる:職種が絞られているため、総合型のサービスより目的の案件にたどり着きやすい点です。
  • サポートが手厚い:契約書ひな形、請求代行、税金相談、稼働後の伴走など、副業ならではの不安を減らす仕組みがそろっています。
  • 登録者・案件実績の増加:登録者数は2024年10月の11,000人から、2026年10月時点の公式サイト掲載で14,000人突破と増えています。

気になる評判として挙がりやすいポイント

  • 経験が浅いと選考を通りにくい:即戦力を求める案件が中心のため、実務経験やポートフォリオがないと決まりにくい点です。
  • 希望の案件がタイミングよくあるとは限らない:特化型サービスは案件の母数が総合型より少なくなるため、時期によって選択肢が限られることがあります。
  • 報酬水準の感じ方は人によって異なる:月7〜15万円が多いとされる一方で、稼働時間とのバランスをどう評価するかは経験やスキルによって変わります。

なお、2021年4月の同社発表では、カイコクで副業マッチングに至った人材100人の独自マーケティング診断スコアは、全ユーザー平均より高かったとされています(特に「マーケティング支援コンサル経験」の差が大きい)。支援側・コンサル側の経験がある人ほど選ばれやすい傾向がうかがえます。

カイコクが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
広告運用・SNS・SEO・CRMなどの実務経験があるマーケティングの実務経験がない
本業で培ったスキルを社外でも試したい単発の作業案件を数多くこなしたい
週5〜20時間程度の稼働を継続できる週によって稼働できる時間が大きく変わる
契約や請求の手間をなるべく減らしたい自分で単価交渉や営業をすべて行いたい
デザイナー・ディレクターとしてマーケティング施策に関わりたい開発中心のエンジニア案件を探している

エンジニアとしての副業を探しているなら、エンジニアの副業やクラウドワークス テック(旧クラウドテック)の評判など、IT人材向けのサービスのほうが選択肢は多くなります。

登録から稼働開始までの流れ

公式サイトで案内されている流れは次の4ステップです。

  1. STEP1:プロフィール登録 公式サイトから無料登録し、経歴やスキル、得意な領域を入力します。登録は即日可能とされています。
  2. STEP2:案件への応募 気になる案件に応募すると、スキルや経験がクライアントに共有されます。この段階では氏名は公開されません。
  3. STEP3:クライアントによる選考 選考の打ち合わせで、業務内容や稼働イメージをすり合わせます。
  4. STEP4:稼働開始 業務委託契約を結び、稼働を開始します。稼働中もカイコクのコンサルタントが伴走します。

登録前に準備しておきたいチェックリストは次のとおりです。

  • 担当した施策・媒体・予算規模・成果を数字で説明できるよう整理した
  • 週に使える稼働時間と、対応できる曜日・時間帯を決めた
  • 会社の就業規則で副業が認められているか、届出が必要かを確認した
  • 本業の取引先・競合にあたる企業の案件を避ける方針を決めた
  • 本業の機密情報や社内資料を副業に使わないルールを自分で決めた

他サービスとの比較

マーケティング職・ビジネス職の副業で比較されやすいサービスと並べると、次のようになります。

サービス形態主な特徴向いている人
カイコク特化型マッチング+伴走マーケティング領域に特化。契約ひな形・請求代行・税金相談ありマーケター・デザイナー・ディレクター
lotsfulマッチング(アカツキグループ)ビジネス職の副業マッチング企画・営業・管理部門など幅広いビジネス職
Workshipマッチング自分で案件を探して企業とやり取り。ワーカー利用無料デザイン・エンジニア・マーケ人材
複業クラウドマッチング(スカウト中心)企業からのスカウトで複業案件とつながる実名プロフィールで実績を発信できる人
スポットコンサル単発相談ビザスクなど。1時間単位の相談で知見を提供まずは短時間で副業を試したい人
クラウドソーシングプラットフォーム自分で応募・直接契約。作業単位の案件が多い実績づくりから始めたい人

※各サービスの条件は変わることがあるため、詳細は各レビュー記事と公式サイトでご確認ください。

マーケティング経験がある人は、カイコクを軸にしつつ、スポットコンサルで知見を切り売りする、Workshipや複業クラウドで案件の母数を増やす、といった併用もしやすい組み合わせです。SNS運用の副業に絞るならSNS運用代行の副業も参考にしてください。

会社員がカイコクを使うときの注意点

就業規則と競業に注意する

会社員の副業を全面的に禁止する法律はありませんが、就業規則で許可制・届出制を採っている会社は少なくありません。厚生労働省のモデル就業規則では、労務提供上の支障、企業秘密の漏洩、会社の名誉・信用の毀損、競業にあたる場合に、会社が副業を禁止・制限できるとされています。マーケティング職は本業の競合企業や取引先の案件を受けると競業や秘密保持の問題になりやすいため、案件を選ぶ段階で必ず確認しましょう。詳しくは副業禁止・就業規則の確認ポイントで解説しています。

確定申告の20万円ルールを押さえる

カイコクの案件は業務委託契約のため、報酬は給与ではなく事業所得または雑所得になります。給与を1か所から受けて年末調整を受けている会社員は、副業の所得(収入−経費)が年20万円を超えると確定申告が必要です。月7〜15万円の報酬を数か月受け取れば、多くの場合この基準を超えます。20万円以下でも住民税の申告は必要です。手順は副業の確定申告、経費の考え方は副業の経費をご覧ください。

住民税は「自分で納付」を選ぶ

住民税は全所得を合算して計算されるため、何もしないと本業の給与天引き額が増えます。業務委託の所得であれば、確定申告書第二表で「自分で納付(普通徴収)」を選べます。自治体によって取り扱いが異なる場合もあるため、お住まいの自治体にも確認してください。詳しくは副業の住民税と会社にバレない方法で解説しています。

インボイス登録の判断

取引先企業から適格請求書(インボイス)の発行を求められるケースもあります。登録するかどうかは、売上規模や取引先の状況で判断が分かれます。副業とインボイス登録で判断のポイントを整理しているので参考にしてください。

よくある質問

カイコクは無料で使えますか?

公式サイトから無料で登録できます。報酬からカイコク側の手数料が差し引かれるかどうかや、その割合は、登録者向けには公開されていません。企業向け資料では稼働報酬に同社のFeeが含まれる形と記載されています。気になる場合は、案件の契約前にコンサルタントに確認しましょう。

月にどのくらい稼げますか?

公式FAQでは、月7〜15万円の報酬の人が多いとされています。毎月100万円の報酬を受け取っているケースもあると紹介されていますが、これは一部の例です。報酬は案件の内容、稼働時間、本人のスキルによって変わります。

副業をしていることが周りに知られることはありますか?

公式FAQでは、クライアントの選考に進むまで氏名は非公開で、本人の事前同意なく個人情報を公開することは原則ないとされています。ただし、会社に副業が知られるきっかけになりやすいのは住民税です。普通徴収の選択など、税金面の対策もあわせて行いましょう。

デザイナーやクリエイターでも登録できますか?

公式サイトでは、マーケティング人材に加えてデザイナーやディレクターも対象として案内されています。企業向けにも「カイコクforデザイン」「カイコクforサイトディレクション」といったパッケージがあり、サイト・LPデザインやバナー制作、制作進行などの案件が想定されています。

報酬はいつ支払われますか?

月末締め・翌月末払いです。クライアントへの請求はカイコクが代行します。たとえば4月に稼働した分は、5月末に支払われる計算です。

まとめ

評価項目評価ひとこと
案件の専門性◎マーケティング領域に特化。広告・SNS・SEO・CRM・EC・デザインまで
サポート◎契約ひな形、請求代行、税金相談、稼働後の伴走
会社員の副業との相性○週5〜20時間程度の稼働を求める案件が中心
費用の透明性△登録無料だが、手数料の内訳は非公開
未経験者の始めやすさ△実務経験を前提とした案件が中心

※評価は公式情報をもとにした当サイト編集部の見解です。

  • カイコクは株式会社BLAMが運営する、マーケティング領域特化の複業(副業)マッチングサービス
  • 登録者数は14,000人突破(2026年10月時点の公式サイト掲載)、報酬は月7〜15万円の人が多い
  • 選考まで氏名非公開、契約ひな形・請求代行・税金相談など副業者向けのサポートがある
  • 未経験者向けではなく、マーケティングやディレクション、デザインの実務経験がある人向け
  • 会社員は就業規則・競業・確定申告・住民税の扱いを事前に確認してから使う

次にやること

まずは自分の経験を「どんな施策を、どの規模で、どんな成果につなげたか」の形で棚卸ししましょう。そのうえで、カイコクを含む複数のサービスを比べたい人は副業エージェントのおすすめと選び方を、マーケティング以外の選択肢も見たい人は会社員におすすめの副業をご覧ください。副業がはじめてなら副業の始め方から読むのがおすすめです。

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