HiPro Direct(ハイプロダイレクト)の評判は?特徴とHiPro Techとの違いを解説【2026年版】

HiPro Direct(ハイプロダイレクト)の評判は?特徴とHiPro Techとの違いを解説【2026年版】

※本記事は2026年10月時点の情報です。制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

当サイトは本記事で紹介するサービスから報酬を受け取っていません(掲載時点)。

「HiPro Direct(ハイプロダイレクト)」は、dodaで知られるパーソルキャリアの副業・フリーランス向けサービスです。気になってはいるものの、次のような疑問で登録をためらっている方も多いのではないでしょうか。

  • HiPro DirectとHiPro Techは何が違うのか、自分はどちらを使えばいいのか分からない
  • 手数料や報酬の受け取り方など、お金まわりの仕組みが知りたい
  • 会社員でも本業と両立できる案件があるのか、評判を確かめたい

先に結論をお伝えすると、HiPro Directは「企業と直接やり取りしながら、リモートの副業案件やスポットコンサルに取り組みたい会社員」に向いたマッチングプラットフォームです。個人の利用は無料で、報酬から手数料も引かれません。一方、担当者が案件探しから交渉まで代行してくれるエージェント型ではないため、自分で動ける人ほど成果を出しやすいサービスです。週3〜5日稼働のIT案件を探しているエンジニアなら、エージェント型のHiPro Techのほうが合うケースもあります。

副業エージェント・マッチングサービス全体を比較したい方は副業エージェントおすすめ比較もご覧ください。

この記事でわかること

  • HiPro Directのサービス概要・運営会社・公式発表の数値
  • 「プロジェクト」と「スポットコンサル」の違いと報酬の受け取り方
  • HiPro Techとの違い(マッチング型とエージェント型)
  • メリット・デメリット、評判の傾向、会社員が気をつけたい就業規則・税金のポイント
目次

HiPro Direct(ハイプロダイレクト)とは?

HiPro Directは、パーソルキャリア株式会社が提供する、企業と副業・フリーランス人材をつなぐマッチングプラットフォームです。企業と個人がプラットフォーム上で直接つながり、応募・オファー・面談・条件合意までをオンラインで進められます。

HiProブランドの一つとして2022年に始動

パーソルキャリアは2022年5月、副業・フリーランス人材の活用を支援する新ブランド「HiPro(ハイプロ)」を立ち上げ、HiPro Directの企業の先行エントリーと個人会員登録を開始しました。HiProは現在、次の3つのサービスで構成されています。

サービス名内容
HiPro Direct企業と副業・フリーランス人材をつなぐマッチングプラットフォーム
HiPro TechフリーランスのITエンジニアに特化したIT・テクノロジー領域のエージェント
HiPro Biz経営課題の解決に取り組む企業を支援する経営支援サービス

運営会社の基本情報

項目内容
会社名パーソルキャリア株式会社
所在地東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階
代表者代表取締役社長 瀬野尾裕
資本金11億2,700万円
主なサービスdoda、HiPro(HiPro Direct/HiPro Tech/HiPro Biz)など
HiPro Direct 開始2022年5月(個人会員登録の受付開始)

出典:パーソルキャリア 会社概要、HiPro公式サイト(2026年10月確認)

公式発表の数値

公式の個人向けページでは、次の数値が案内されています。

  • リモートで取り組める副業案件の割合:92%以上(2024年12月12日時点)
  • 登録者のうち現役会社員の割合:70%以上(2024年12月12日時点)
  • 累計副業案件数:10,000件以上(非公開案件を含む)

なお、2026年10月18日時点で公式の案件一覧の「ビジネス職」タブに表示されていた案件は2,151件でした(募集終了案件の扱いなど表示条件で変動します)。登録者の総数は公式ページで確認できなかったため、本記事では記載していません。

HiPro Directの特徴

働き方は「プロジェクト」と「スポットコンサル」の2種類

項目プロジェクトスポットコンサル
報酬の目安月額10万円〜1時間あたり1万円〜
稼働の目安月20時間程度、期間は1か月〜1時間・1回完結
働き方リモート中心リモート
報酬の支払い元法人会員(企業)から直接パーソルキャリアが企業から預かって支払い(収納代行)

出典:HiPro Direct 個人向けページ、公式ヘルプ(2026年10月確認)

公式ページの案件例を見ると、業務プロセスのシステム化への助言や認知拡大のマーケティング支援、地方創生への協力など、ビジネス職の知見を活かすテーマが目立ちます。案件一覧にはビジネス職に加えて「IT・クリエイティブ職」のタブもあり、職種の幅は比較的広めです。

企業と直接つながるダイレクト型

HiPro Directでは、自分で案件を探して応募するほか、企業からオファーを受け取ることもできます。面談で業務内容や条件を整理し、システム上の「条件合意」機能を使って合意したうえで稼働を始めます。合わない場合は断ることもできます。

地方企業の案件「forLocal」

HiPro Directには、地方企業の経営課題に関わる「forLocal」案件があります。地方の金融機関や内閣府のプロフェッショナル人材戦略拠点などの提携パートナーが支援する地方企業の案件もあり、リモートで地方企業の右腕的な役割に挑戦できる場合があります。たとえば富山県の副業・兼業人材マッチング交流会事業は、2024年度から3年連続でHiPro Directが受託しています(2026年6月発表)。

HiPro DirectとHiPro Techの違い

同じHiProブランドでも、HiPro DirectとHiPro Techは仕組みも対象者も大きく異なります。

比較項目HiPro DirectHiPro Tech
サービスの型マッチングプラットフォーム(企業と直接やり取り)エージェント(担当者が企業との間に立って支援)
主な対象副業・フリーランスのビジネス職・IT職などフリーランスのITエンジニア・Webエンジニア
稼働の目安月20時間程度のプロジェクト、1時間のスポットコンサルなど週3〜5日の案件が中心(週1・短時間の案件の記載もあり)
リモートリモート副業案件92%以上(2024年12月時点)リモート案件割合84%(公式サイト表記)
向いている人本業を続けながら副業したい会社員独立済み、または独立を考えているITエンジニア

出典:HiPro Direct、HiPro Tech公式サイト(2026年10月確認)

ざっくり言えば、会社員が本業と並行して副業するならHiPro Direct、フリーランスエンジニアとしてまとまった稼働で案件を受けるならHiPro Techという使い分けです。HiPro Techの公式サイトでは、2026年10月16日更新時点で公開案件7,231件と表示されていました。エンジニアの副業全般についてはエンジニア副業の始め方も参考にしてください。

HiPro Directのメリット

個人は無料で、報酬から手数料が引かれない

公式FAQでは、個人会員は無料で利用でき、報酬金額から手数料は引かれないと明記されています。法人側に料金プランがある仕組みのため、個人は提示された報酬をそのまま受け取れます。

大手人材会社の運営で、案件の幅が広い

dodaを運営するパーソルキャリアが提供しており、事業会社・自治体・地方企業など多様な案件が集まっています。公式ページでは、ブリヂストンや森ビルなどの導入企業ロゴも掲載されています。

リモート・短時間の案件が多く、会社員と相性がいい

リモートで取り組める副業案件が92%以上、登録者の70%以上が現役会社員と案内されており(いずれも2024年12月12日時点)、会社員の副業を前提にしたサービス設計です。月20時間程度のプロジェクトなら、平日夜と週末を組み合わせて両立しやすいでしょう。

スポットコンサルで「お試し」ができる

1時間・1回完結のスポットコンサルがあるため、いきなり継続案件を受けるのが不安な人でも、まずは自分の知見が企業に役立つかを試せます。スポットコンサル副業の全体像はスポットコンサル副業の始め方で解説しています。

プロフィールの公開範囲を調整できる

公式FAQによると、無料の法人会員には現職情報や職歴など個人を特定できる情報は表示されず、有料法人会員には公開される仕組みです。プロフィールを非公開にすれば検索結果にも表示されず、オファーも届かなくなります。勤務先に見られたくない場合の調整がしやすい点はメリットです。

HiPro Directのデメリット・注意点

エージェントのような手厚い代行はない

HiPro Directはマッチングプラットフォームのため、応募文の作成や条件交渉、稼働後のやり取りは基本的に自分で行います。担当者に任せたい人は、エージェント型のサービスと併用すると安心です。

契約・請求・源泉徴収は企業ごとに確認が必要

プロジェクトでは企業と個人の二者間で業務委託契約を結び、報酬も企業から直接支払われます。支払日は契約書で合意した日となり、源泉徴収の有無も委託内容ごとに判断されるため法人会員に確認するよう案内されています。インボイス対応を求められることもあるため、面談時に確認しておきましょう。インボイスについては副業とインボイス登録で解説しています。

案件によって報酬・稼働の幅が大きい

案件一覧を見ると、月10時間程度で数万円のアドバイザー案件から、週4日以上の高単価案件まで幅があります。会社員の副業としては負荷が大きすぎる案件も含まれるため、稼働日数・時間・期間を必ず確認しましょう。

プロフィールの充実度で結果が変わりやすい

企業からのオファーはプロフィールを見て届くため、職務経歴や実績が薄いと声がかかりにくくなります。数字で語れる実績や得意領域を具体的に書くことが、マッチングの第一歩です。

HiPro Directの評判・口コミの傾向

当サイトでは架空の口コミは掲載しません。ここでは、公式発表の内容とサービスの仕組みから、評価が分かれやすいポイントを一般化して整理します。実際の体験は案件や相手企業によって異なります。

評価されやすいポイント

  • 大手のパーソルキャリアが運営しているという安心感
  • 個人は無料で、報酬から手数料が引かれない点
  • リモート・短時間の案件が多く、本業と両立しやすい点
  • スポットコンサルや地方企業の案件など、関わり方の選択肢が多い点

不満につながりやすいポイント

  • 自分で応募・交渉する必要があり、エージェントほどのサポートはない点
  • 人気案件は競争になりやすく、応募しても必ず参画できるわけではない点
  • 契約条件や支払い条件が企業ごとに異なり、確認の手間がかかる点

総じて「自走できる会社員」との相性がよく、手取り足取りのサポートを期待する人は物足りなさを感じやすいサービスといえます。

HiPro Directが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
本業を続けながらリモートで副業したい会社員案件探しや交渉を担当者に任せたい人
企業と直接やり取りして条件を決めたい人週3〜5日の常駐に近い案件を探しているエンジニア(HiPro Techが候補)
スポットコンサルで知見を試してみたい人職務経歴や実績をまだ言語化できていない人
地方企業の経営課題に関わってみたい人未経験から副業スキルを身につけたい人

HiPro Directの登録から報酬受け取りまでの流れ

STEP1:利用登録

メールアドレスを登録して個人会員になります。日本在住の成人が対象で、連絡可能なメールアドレスが必要です。登録後はプロフィール(職務経歴・スキル・希望条件)を入力しましょう。

STEP2:応募・オファー

ログイン後に案件を探して応募するか、企業からのオファーを待ちます。オファーを受けるにはプロフィールを公開しておく必要があります。

STEP3:面談・条件合意

企業と面談し、業務内容・稼働時間・報酬・期間などを整理します。条件がまとまったらシステム上で条件合意を行います。合わない場合は断ることもできます。

STEP4:副業の実施

合意した条件で業務を進めます。多くの案件はリモートです。

STEP5:報酬の受け取り

プロジェクトは企業と合意した方法・期日で企業から直接支払われます。スポットコンサルは、稼働報告の承認が完了した月の末日で締め、翌月末までにパーソルキャリアから振り込まれます。

登録前のチェックリスト

  • 勤務先の就業規則で副業が認められているか、申請が必要か確認した
  • 本業と競合する企業の案件ではないか確認する方針を決めた
  • プロフィールの公開範囲(公開/非公開)を決めた
  • 実績を数字で語れるよう職務経歴を整理した

HiPro Directと他の副業サービスの比較

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ビザスクなどスポットコンサル業界知見がある人スポットコンサル副業

エージェント型とマッチング型の違いをもっと詳しく知りたい方はエージェントとマッチングサイトの違いをご覧ください。

会社員がHiPro Directを使うときの注意点

就業規則の確認は必須

HiPro Directの公式ヘルプでも、就業規則は企業ごとに異なるため、副業に関する制約の有無を自分の会社の就業規則で確認するよう案内されています。会社員の副業を全面禁止する法律はありませんが、会社は競業や企業秘密の漏洩などを理由に副業を制限できます。詳しくは副業禁止と就業規則の確認ポイントをご覧ください。

業務委託の所得は確定申告・住民税に注意

HiPro Directの報酬は業務委託によるもので、給与ではありません。年末調整済みの会社員でも、給与以外の所得(収入−経費)が年20万円を超えると確定申告が必要で、20万円以下でも住民税の申告は必要です。住民税は本業の給与天引き額に上乗せされるため、雑所得・事業所得であれば確定申告書第二表で「自分で納付(普通徴収)」を選べます。自治体ごとの運用もあるため、お住まいの自治体に確認しましょう。詳しくは副業の確定申告と副業の住民税で解説しています。

契約書の内容を自分で確認する

プロジェクトでは企業と直接契約するため、業務範囲・報酬・支払日・秘密保持・中途解約の条件を自分で確認する必要があります。2024年11月に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法では、発注者に取引条件の明示や、受領日から60日以内の報酬支払いなどが義務づけられています。条件があいまいなまま稼働を始めないようにしましょう。

業務委託は雇用契約ではないため、本業との労働時間の通算や社会保険の加入は原則として生じません。ただし、実態として企業の指揮命令下で働く形になっていないかは注意が必要です。不安な場合は契約前に条件を書面で確認しましょう。

HiPro Directに関するよくある質問

HiPro Directの利用に費用はかかりますか?

個人会員は無料で利用でき、報酬金額から手数料も引かれません(公式FAQ)。

HiPro DirectとHiPro Techは併用できますか?

どちらもパーソルキャリアのHiProブランドのサービスで、それぞれ目的が異なります。副業はHiPro Direct、フリーランスとしてまとまった稼働のIT案件はHiPro Techと、目的に応じて使い分けるのが基本です。登録方法やアカウントの扱いは各公式サイトで確認してください。

報酬は誰から支払われますか?

プロジェクトは法人会員(企業)から直接支払われ、スポットコンサルはパーソルキャリアが企業から報酬を預かって個人会員に支払います。

法人(マイクロ法人)名義で契約できますか?

公式ヘルプでは、法人会員が認めた場合に法人格での契約が可能とされています。副業の法人化については副業の法人化で解説しています。

勤務先にプロフィールを見られない方法はありますか?

無料法人会員には個人を特定できる情報は表示されませんが、有料法人会員には公開されます。気になる場合はプロフィールを非公開にできます。ただし、非公開にするとオファーは届かず、応募時やオファー承諾時には相手企業に氏名を含むプロフィールが公開されます。

まとめ:HiPro Directは「自走できる会社員」の副業に向いている

評価項目評価ひとこと
案件の幅★★★★☆ビジネス職・IT職、スポットコンサル、地方案件まで
両立のしやすさ★★★★☆リモート副業案件92%以上(2024年12月時点)
費用★★★★★個人は無料、報酬から手数料は引かれない
サポート★★★☆☆マッチング型のため、交渉や確認は自分で
安心感★★★★☆パーソルキャリアが運営

※評価は公式情報をもとにした編集部の見解です。

  • HiPro Directはパーソルキャリアが提供する副業・フリーランス向けのマッチングプラットフォーム
  • 働き方はプロジェクト(月額10万円〜)とスポットコンサル(1時間1万円〜)の2種類
  • 個人は無料で、報酬から手数料は引かれない
  • HiPro Techはフリーランスエンジニア向けのエージェント型で、副業の会社員にはHiPro Directが基本
  • プロジェクトは企業と直接契約するため、契約条件・源泉徴収・インボイス対応を自分で確認する

次にやること:まずはHiPro Directの募集中案件を見て、自分の経験が活かせる案件の傾向をつかみましょう。担当者の伴走を重視するならlotsfulとの比較も有効です。ほかのサービスも含めて選びたい方は副業エージェントおすすめ比較、副業が初めての方は副業の始め方からどうぞ。

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