※本記事は2026年10月時点の情報です。制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
当サイトは本記事で紹介するサービスから報酬を受け取っていません(掲載時点)。
「lotsful(ロッツフル)って実際どうなの?」と気になって調べている会社員の方は、次のような悩みを抱えていることが多いはずです。
- 営業・マーケ・人事などのビジネス職でも、本業の経験を活かせる副業を探したい
- 平日夜や週末だけ、リモートで無理なく続けられる案件がいい
- パーソル発のサービスと聞くけれど、運営会社が変わったと聞いて安心して使えるのか知りたい
先に結論をお伝えすると、lotsfulは「ビジネス職の会社員が、月20〜30時間程度のリモート副業でキャリアの幅を広げる」のに向いたサービスです。専任のタレントプランナーが経歴の棚卸しから案件紹介まで伴走してくれる一方、エンジニア向けの高単価案件や、すぐに大きく稼ぎたい人には合わない面もあります。
副業エージェント・マッチングサービス全体を比較したい方は、先に副業エージェントおすすめ比較もあわせてご覧ください。
この記事でわかること
- lotsfulのサービス概要と、2026年の運営会社の変更(分社化・アカツキグループ参画)
- 公式FAQで確認できる報酬・稼働時間・契約形態・支払いサイト
- メリット・デメリットと、評判・口コミの傾向
- 登録から副業スタートまでの流れと、会社員が気をつけたい就業規則・税金のポイント
lotsful(ロッツフル)とは?サービス概要と運営会社
lotsfulは、キャリアアップを目指す個人と、ベンチャー企業を中心とした企業・団体を1対1でつなぐ副業・兼業マッチングサービスです。2019年6月に、総合人材サービスのパーソルグループの社内新規事業として誕生しました。
2026年に分社化し、アカツキグループに参画
lotsfulは長くパーソルイノベーション株式会社の一事業として運営されてきましたが、2026年5月に同社からカーブアウト(会社分割)して「株式会社lotsful」が設立されました。さらに2026年8月1日付で、株式会社アカツキ(東証プライム上場)のグループに参画したことが発表されています。
つまり2026年10月時点の運営会社はパーソルではなく株式会社lotsfulです。「パーソルが運営する副業サービス」と紹介している古い記事もあるため、最新の運営体制は公式サイトの会社情報で確認しておくと安心です。
運営会社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社lotsful |
| 設立 | 2026年5月22日 |
| 所在地 | 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 田中みどり |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 株主 | 株式会社アカツキ |
| サービス開始 | 2019年6月(パーソルグループの社内新規事業として創業) |
出典:株式会社lotsful 会社情報(2026年10月確認)
公式発表の数値
公式のプレスリリースでは、利用企業数は2,800社超、支援した案件数は5万件以上と案内されています(2026年8月時点)。なお、これは累計の支援実績です。2026年10月18日時点で公式サイトの案件一覧に表示されていた公開案件は298件でした。登録者数は公式サイト上で確認できなかったため、本記事では記載していません。
lotsfulの特徴
lotsfulの特徴を、公式サイトと公式FAQで確認できた情報から整理します。
ビジネス職に特化した案件ラインナップ
案件の職種は、事業開発・セールス・マーケティング・経営企画・人事・広報・カスタマーサクセス・データサイエンティスト・プロダクトマネージャー・UI/UXデザイナーなどです。案件のテーマも「新規事業開発」「経営層直下」「ベンチャー支援」「人・組織づくり」「地域貢献」などで分類されており、コーディングなどの開発案件よりも、事業や組織づくりに関わる仕事が中心です。
全案件リモート・月25時間前後が目安
公式FAQによると、案件はすべてリモートで参加でき、稼働時間の目安は平均で月25時間です。トップページでは「週1回・4時間〜」の稼働から可能と案内されています。報酬は月10〜15万円が中心とされていますが、案件や難易度によって異なり、契約時に相談して決まります。
専任タレントプランナーによる伴走
lotsfulでは、専任のタレントプランナーが本業での経験やスキルを一緒に棚卸しし、希望に合う案件を紹介してくれます。自分で案件を探して応募するだけのマッチングサイトとは違い、「自分のどんな経験が副業として売れるのか」を言語化する段階からサポートを受けられる点が大きな特徴です。
大企業・地方の案件も
ベンチャー企業だけでなく、大企業の案件もあります。たとえば日本郵政グループとは2022年から「戦略的副業」として副業人材の公募を続けており、2026年10月には5年目・通算8回目の公募が始まりました。これまでの公募プロジェクトは累計100件を超えると発表されています。
lotsfulのメリット
登録・利用は完全無料
公式FAQでは、タレント(登録者)はすべてのサービスを無料で利用でき、案件の紹介手数料やシステム利用料もかからないと明記されています。報酬から手数料が差し引かれる仕組みのサービスもあるため、費用面の心配が少ないのは安心材料です。
本業の経験を「副業の武器」に変えやすい
ビジネス職の会社員は「自分には副業で売れるスキルがない」と感じがちです。lotsfulでは、正社員としての経験をタレントプランナーと一緒に整理し、「タレントカルテ」というプロフィールにまとめます。実績や使用ツールを具体的に書くほど企業がイメージしやすくなるとFAQでも案内されており、棚卸しのプロセス自体がキャリアの振り返りにもなります。
リモート・少ない稼働時間で本業と両立しやすい
すべての案件がリモートで、平均の稼働時間も月25時間ほどです。週に換算すると5〜6時間程度なので、平日夜に1〜2時間、週末に数時間といったペースでも検討しやすい水準です。時間の使い方については本業と副業を両立する時間術も参考にしてください。
契約や請求の手間が少ない
lotsfulでは、lotsfulが企業から受託した業務をタレントに再委託する形をとり、契約形態は準委任型の業務委託契約です。報酬は原則として当月締め・翌月末払いで、前年分の支払調書が翌年1〜2月頃に送付されます。企業ごとに契約書や請求条件を個別に交渉する必要が少ないため、はじめての業務委託でも進めやすいでしょう。
プロフィールの公開範囲に配慮されている
タレントカルテの公開に同意すると企業担当者が閲覧できるようになりますが、氏名や連絡先などの個人情報は公開されません。特定の企業にだけ非公開にしたい場合は、問い合わせフォームから依頼できます。勤務先の取引先や競合に見られたくない場合にも配慮しやすい仕組みです。
lotsfulのデメリット・注意点
エンジニア・クリエイター向けの案件は少なめ
lotsfulはビジネス職が中心のため、開発や制作の実務案件を探している人には選択肢が限られます。エンジニアの方はITプロパートナーズやエンジニア副業の始め方もチェックしてみてください。
月10〜15万円が中心で、大きく稼ぐ目的には不向き
報酬は月10〜15万円が中心です。月25時間前後の稼働なら時間単価としては悪くない水準ですが、「副業で月30万円以上を目指したい」「早く本業並みに稼ぎたい」という目的とはややズレがあります。また、稼働時間・報酬は案件により異なるため、面談時に必ず確認しましょう。
応募すれば必ず参画できるわけではない
選考結果の目安は数日〜2週間程度で、個別の選考結果には回答できない場合があるとFAQに記載されています。人気の案件は応募が集中しやすく、経験の伝え方次第で結果が変わります。結果を待つ間も、タレントカルテを充実させておくのがおすすめです。
運営体制が変わって間もない
2026年5月の分社化、同年8月のアカツキグループ参画と、運営体制が短期間で大きく変わりました。サービス内容が今後変わる可能性もあるため、利用規約や報酬の支払い条件は契約時点の最新版を確認しておきましょう。
lotsfulの評判・口コミの傾向
当サイトでは架空の口コミは掲載しません。ここでは、公式サイトに掲載されている利用者の声や公式発表、そしてサービスの仕組みから、評価が分かれやすいポイントを一般化して整理します。個々の体験は案件や担当者によって異なる点にご注意ください。
評価されやすいポイント
- タレントプランナーとの面談で、自分の強みや経験を整理できる点
- 全案件リモート・少ない稼働時間で、本業と両立しやすい点
- 案件マッチング後も、毎月の業務報告に合わせたフィードバックなどのフォローがある点(公式サイト掲載の利用者の声より)
- 大企業の新規事業やベンチャーの経営層直下など、本業ではできない経験を積める点
不満につながりやすいポイント
- 選考があるため、応募してもすぐに参画できるとは限らない点
- 公開案件数は時期によって変動し、希望の職種・条件が見つからないこともある点
- 報酬は月10〜15万円が中心で、「稼ぐ」より「経験を積む」寄りの水準である点
総じて、「キャリアの幅を広げる副業」を求める人とは相性がよく、「収入を最大化する副業」を求める人ほど物足りなさを感じやすいサービスだといえます。
lotsfulが向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 営業・マーケ・人事・広報・事業開発などビジネス職の経験がある会社員 | 開発・デザイン制作などの実務案件を中心に探しているエンジニア・クリエイター |
| 月20〜30時間程度、リモートで副業したい人 | 副業で早く月30万円以上を稼ぎたい人 |
| 自分の強みの棚卸しからサポートしてほしい人 | 担当者を介さず、自分のペースで案件を探して応募したい人 |
| 新規事業やベンチャーの経営層に近い経験を積みたい人 | 常駐や対面での仕事を希望する人 |
lotsfulの登録から副業スタートまでの流れ
公式サイトで案内されている流れは次の4ステップです。
STEP1:会員登録・応募
メールアドレス、またはFacebook連携で新規登録します。会員登録なしでも一部の非公開案件を除いて案件を閲覧できるため、まずはどんな案件があるか見てから登録してもかまいません。
STEP2:タレントプランナーとの面談・案件マッチング
マイページで「タレントカルテ」を作成し、タレントプランナーとのインタビューで経験やスキル、希望条件を整理します。マッチングが成立すると、lotsfulから面談日程の調整連絡が届きます。
STEP3:企業とのミーティング
企業の担当者と面談し、業務内容や稼働時間、報酬などをすり合わせます。疑問点はこの段階で解消しておきましょう。
STEP4:契約・プロジェクトスタート
lotsfulと業務委託契約(準委任)を結び、振込口座などの情報を提出したうえで、企業とのキックオフを経て副業が始まります。
登録前のチェックリスト
- 勤務先の就業規則で副業・兼業が認められているか確認した
- 本業と競合する企業・業界でないか確認した
- 毎月どのくらいの時間を副業にあてられるか決めた
- 職務経歴(実績・数字・使用ツール)をメモにまとめた
lotsfulと他の副業サービスの比較
ビジネス職向けの副業サービスは複数あります。目的に合わせて併用を検討しましょう。
| サービス | 主な対象 | 特徴 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| lotsful | ビジネス職の会社員 | タレントプランナーが伴走、全案件リモート、月25時間程度が目安 | 本記事 |
| HiPro Direct | ビジネス職・IT職の副業・フリーランス | プラットフォーム上で企業と直接やり取り、スポットコンサルもあり | HiPro Directの評判 |
| 複業クラウド | 副業・複業したい個人全般 | 企業から直接スカウトが届くマッチング型 | 複業クラウドの評判 |
| Workship | IT・Web・デザイン・マーケ人材 | フリーランス・副業向けのマッチング型 | Workshipの評判 |
| ITプロパートナーズ | エンジニア・Web人材 | 週1〜3日の案件を紹介するエージェント型 | ITプロパートナーズの評判 |
| ビザスクなど | 業界知見がある人 | 1時間単位のスポットコンサル | スポットコンサル副業 |
エージェント型とマッチング型の違いはエージェントとマッチングサイトの違いで詳しく解説しています。
会社員がlotsfulを使うときの注意点
就業規則と競業の確認
会社員の副業を全面的に禁止する法律はありませんが、厚生労働省のモデル就業規則でも、労務提供上の支障・企業秘密の漏洩・名誉や信用の毀損・競業にあたる場合は、会社が副業を禁止・制限できるとされています。応募前に勤務先の就業規則と申請ルールを確認しましょう。詳しくは副業禁止と就業規則の確認ポイントで解説しています。
業務委託の報酬は確定申告が必要になることも
lotsfulの報酬は業務委託契約に基づくもので、給与ではありません。年末調整済みの会社員でも、給与以外の所得(収入−経費)が年20万円を超えると確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要です。lotsfulから届く支払調書は収入の確認に役立ちますが、申告は自分で行います。詳しくは副業の確定申告と20万円ルールをご覧ください。
住民税の徴収方法
住民税は本業の給与から天引きされる額に副業分が上乗せされるため、勤務先が副業に気づくきっかけになりえます。業務委託の所得(雑所得・事業所得)であれば、確定申告書第二表で住民税を「自分で納付(普通徴収)」にする選択ができます。運用は自治体によって異なるため、お住まいの自治体にも確認しておきましょう。詳しくは副業の住民税で解説しています。
時間外の連絡ルールを決めておく
lotsfulが2026年8月に会社員668人を対象に行った調査では、副業経験者の64.9%が稼働時間外の連絡にもすぐ返信していると回答し、83.5%が時間外の連絡への配慮を求めているという結果が公表されています。本業の勤務時間中に副業の連絡をしないことは、トラブル防止の基本です。キックオフ時に連絡可能な時間帯を企業と共有しておきましょう。
業務委託は雇用契約ではないため、労働時間の通算や社会保険の加入は原則として発生しません。ただし、契約内容が実態として指揮命令を受ける働き方になっていないかは注意が必要です。契約条件は書面でしっかり確認しましょう。
lotsfulに関するよくある質問
lotsfulの利用に費用はかかりますか?
かかりません。公式FAQで、登録者はすべてのサービスを無料で利用でき、紹介手数料やシステム利用料もかからないと案内されています。
lotsfulは今もパーソルが運営していますか?
いいえ。lotsfulはパーソルグループの社内新規事業として2019年に始まりましたが、2026年5月にパーソルイノベーションから分社化して株式会社lotsfulが設立され、同年8月から株式会社アカツキのグループに参画しています。
副業未経験でも登録できますか?
登録は可能です。案件はビジネス職の実務経験を活かすものが中心のため、副業経験よりも本業での経験や実績が重視されます。タレントプランナーとの面談で強みを整理してから応募するとよいでしょう。
報酬はいつ支払われますか?
原則として当月締め・翌月末払いです。詳細は業務委託契約書で確認します。
退会したいときはどうすればいいですか?
退会・休会は、公式サイトの問い合わせフォームから申し込みます。
まとめ:lotsfulはビジネス職のキャリアを広げる副業に向いている
| 評価項目 | 評価 | ひとこと |
|---|---|---|
| 案件の専門性 | ★★★★☆ | 事業開発・マーケ・人事など、ビジネス職の経験を活かせる |
| 両立のしやすさ | ★★★★★ | 全案件リモート、平均月25時間が目安 |
| 報酬水準 | ★★★☆☆ | 月10〜15万円が中心。稼ぐより経験重視 |
| サポート | ★★★★☆ | 専任タレントプランナーが棚卸しから伴走 |
| 手軽さ | ★★★☆☆ | 選考があり、すぐ参画できるとは限らない |
※評価は公式情報をもとにした編集部の見解です。
- lotsfulはビジネス職に特化した副業マッチングサービスで、利用は無料
- 全案件リモート、稼働は平均月25時間、報酬は月10〜15万円が中心(公式FAQ)
- 契約はlotsfulとの準委任型業務委託で、当月締め・翌月末払い
- 2026年に分社化し、現在は株式会社lotsful(アカツキグループ)が運営
- 会社員は就業規則・確定申告・住民税のルールを事前に確認する
次にやること:まずはlotsful公式サイトで公開案件を眺め、自分の経験が活かせそうな案件があるか確かめてみましょう。ほかのサービスとも比べたい方は副業エージェントおすすめ比較へ。副業そのものが初めての方は副業の始め方から読むのがおすすめです。
